職場にはまれに、いや結構な割合で自分より少し前に入社したという理由から、取り扱いがとても大変な先輩が存在します。
自分よりも先輩なのである程度指示に従う必要もあったりして、かと言ってあまり雑な扱いをすることが出来ず悩んでいる人は、きっとこの世の中に沢山いらっしゃると思います。
しかし、そんな悩みからせっかく入社した会社を入社早々、辞めてしまうなんて人もいると思いますが、そんな先輩のお陰で自分の履歴書の行を一行増やすのはなんとなく悔しいと思います。
そこで、そんな先輩に対する対処方法を紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。
めんどくさい先輩の共通点
【昔の武勇伝を何度も丁寧に教えてくれる】
めんどくさい先輩に限って、昔の武勇伝を何度も丁寧に教えてくれます。
時には、ドラマチックにそして時には情熱的に何度も何度も教えていただけるので
皆さんの中には、先輩の次に話すエピソードは話す前から見当がつくなんて人は少なくないと思います。
共通して、そんな先輩の話す武勇伝は大抵、大したことのない話しです。
こういう場面できっと忍耐力とは鍛えられるのだと思います。
【他人に厳しく自分に激アマ】
自分より後輩に対しての、規律や会社のルールや報告連絡相談などに関しては、ものすごく厳しく指導していただけます。
しかし、自分の事になるとものすごく妥協したり、先輩ご自身の体調不良時に至っては「なんでお前らは俺の事を心配しないんだ!」とご指摘いただく事すらあります。皆さんの中には心の中で、「あなたの保護者ではありません!」と叫んだ事があるという人はきっとある程度いると思います。
【自分のプライベートを惜しげもなく情報公開する】
普段会社では、一般常識的にプライベートな話はある程度つつしむと思いますが、めんどくさい先輩は大抵
惜しげもなく自分のプライベートを情報公開してきます。
例えば・・・
〇彼女に振られた事など(ただし実際は、自分がしょうがなく振った感じで説明されますが・・・)
〇自分の家族構成や、親戚関係の話など
〇自分の母親から最近先輩が褒められた事など
などなど上記の内容で、聞きたくもないプライベートな情報を色々と教えていただく事があります。
【後輩から陰で可愛いあだ名をつけられる傾向にあります】
後輩からは、先輩に面と向かっては呼べない陰では通用する可愛いあだ名がもれなく付きます。
例えば・・・
名前にちゃん付けで〇〇ちゃんなど、見た目とは裏腹なあだ名がつく場合がよくあるようです。
対処方法その① ある程度距離を置く
こういう先輩とは、大抵社内でも嫌われ者になっている場合が多いです。
なので、無理にすべての指示に従うよりも、大事なところは指示に従い「なんか違うなあ」と自分が思えば
ある程度距離を置いて一度断ってみる勇気を持つことも大事です。
そうすることによってその先輩は、「あいつは生意気な奴だ!俺はあいつの事を助けてやらない!」などと
よく呟く事になりますが、安心してください。実はその先輩にあまり影響力が無いので、大事になる事はまずないでしょう。
対処方法その② 仲間を作る
同期などがいれば、同じ境遇の同僚もきっといるはずなのでお互いに情報共有をしながら
相談のできる仲間を作ってみましょう!
きっと一人で悩むよりも、その先輩の愚痴を言い合う事で妙な連帯感なども生まれ、さほど悩まなくてもすむので
無理なく今の環境を乗り越えられる事でしょう。
対処方法その③ その先輩よりさらに、上の先輩に気に入られる
この方法はそれなりのスキルも必要になりますが、うまく行けばそのめんどくさい先輩は自分に対して手も足も出なくなることでしょう。
やはり、組織とは「やる気のある人」「自発的な意見がある人」「前向きな人」「一つ上の階級の仕事ができる人」「可愛がられる人」が自動的に出世できるようになっているみたいです。
大抵めんどくさい先輩とは、あまり出世できないようになっているので、相手にせずに頑張って仕事をしていると自然とその先輩よりさらに上の先輩に気に入られるようになっていますので、自分を信じて頑張ってみるのもいいかもしれませんね。
対処方法その④ その先輩の言う通りに頑張る!
これは、一番大変ですが逆に一番すべてがうまく行く方法かもしれません。
大抵、めんどくさい先輩とは他人に対するハードルがかなり高めに設定しているため、ちょっとやそっとでは
認めてはもらえません。しかし、その先輩から認められるという事はそれだけのハードルを乗り越えたという事にも
なりますので、ひとつひとつの指摘を馬鹿にせずにこなしてみるというのも一つの方法としてありなのかもしれません。
そして、自分では気づかない部分のご指摘もかなりいただけるので、将来独立を考えている人などはその先輩の意見が
参考になってよい商売がもしかして思いつくなんて事もあるかもしれませんね。
まとめ
どこの職場でも、必ずと言っていいほど存在する「めんどくさい先輩」とは、ある意味感受性豊で他人の事に関しては
ものすごく気づくという、ある意味秀でたスキルを持ち合わせていますので、逆に利用して自分にとってプラスにもっていけるようにしたいですよね。
私はそんな先輩に出会う度に、ある意味「気づき」を貰える宝箱にでも出会えた気持ちになります。
その考えにたどり着くまでにはかなりの失敗や苦労もありましたが、出会いとは尊いものです。
すべての出会いには必ず「意味」があると思いますので、自分にとってプラスにもっていけるかどうかは皆さん次第だと思います。
考え方ひとつで、そんな先輩も時には愛おしく思える事もあると思いますので、まずはできる事から始めてみましょう!
今回の記事の内容が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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