サラリーマンをやっていると、ビジネスマナーは知っていて当たり前
新入社員当時に上司にきちんと指導された人であれば何を今更なんて事ですが
中には、あまり細かいところまで指導されるなんて事もなく気づけば
それなりの役職についてしまい、「今更誰にも聞けないよ~」なんて人もいるかと思います。
これから社会人になる人も、それなりに今までなんとかなってきちゃった人も
確認の為にも基本的なところをチェックしてみましょう。
ちょっとした事ですが、もしも今まで間違っていたとすれば
これから先印象も変わり、仕事も順調にいくお手伝いになれば幸いです。
名刺交換について
名刺交換は、ビジネスにおいて日本社会では切っても切れない重要な儀式です。
基本的なポイントを押さえていれば、お客様から一目置かれる事間違い無しですのでチェックしてみましょう。
【渡し方】
〇必ずお互いに立って渡し合います。決して座りながら渡すなどはNGですので覚えておきましょう。
〇名刺入れの上に自分の名刺を乗せ胸の前あたりに構え、相手が読める方向で両手で受け渡しをします。
※決してポケットからただ取り出して片手で渡すのは印象が良くないのでやめましょう。
〇受け渡しは、右手で渡し相手の名刺を左手で受け取ります。
※この時、相手よりも下にして渡す事で謙虚さをアピールすることが出来るので下に下にもっていきましょう。
【ワンポイント】
相手の名刺の役職の欄が隠れないように渡すのもポイントです。
【渡し終わったら】
テーブルに座る際は、名刺入れの上に相手の名刺を乗せてテーブルの上に置きます。
この時複数名と名刺交換をした場合は、一番上の役職の方の名刺を名刺入れの上にそれ以外の方たちの名刺はテーブルの上に設置します。
※これは、相手によってはチェックされている事がありますので、注意しましょう。
上座・下座について
【上座・下座とは?】
上座とは簡単に言うと偉い人が座る席で、下座とは位の低い人が座る席の事を言います。
【会議室や会食場など】
基本的には、入口から一番遠いところが上座になります。逆に入口の近くが下座という事になります。
【お客様の応接室】
基本的に、4人掛けのテーブルの場合は入口の反対側の入口から遠いの席が上座に当たります。
6人掛けの場合は、入口から反対側の真ん中が基本的に上座に当たります。
決してお客様に言われる前に、勝手に上座に座る事だけは避けましょう!
きっとなんて図々しい人なんだとう印象が残りあまり良い商談の結果は得られないでしょう。
お客様から上座の方向を示されて「こちらへどうぞ」と言われてから座るようにしましょう。
【エレベーター内】
なんとエレベーター内にも上座は存在します。
基本的には、操作盤の前が下座に当たりますので決して上司を操作盤の前に立たせるなんて事は避けましょう。
※こんな事を気にする人は気にします。
【タクシーの車内にて】
例えばタクシーに乗る場合は、運転席の後ろが上座です。次は真ん中その次は助手席の後ろで下座は助手席に当たります。
お客様のところへ訪問した際のマナーについて
【出された飲み物について】
基本的には、お客様に「どうぞ」と言われるまで口をつけないようにしましょう。
「どうぞ」と言われたとしても、もしも上司と同行で伺っていた場合は上司が口を付けた事を確認してから飲むようにしましょう。
【荷物や上着(コート類など)の取り扱い】
基本的には、コートを着ている場合はお客様の敷地内に入る際に脱いで折りたたんで片手にかけて訪問しましょう。
※この時、コート掛けなどがあっても決して勝手にかけてはいけません。鞄の上に畳んでおくなどしましょう。
お客様に、「コートはこちらへお掛けください」と言われてから掛けるように心掛けましょう。
御中と様の使いわけ
【御中とは】
相手先の会社のご担当者様が分からない場合に使用します。
つまりご担当者様が分かる場合は、〇〇株式会社 〇〇様
ご担当者様が分からない場合は、〇〇株式会社 御中
となりますので決して 〇〇株式会社 御中 〇〇様 とは明記しないよう気を付けてくださいね。
【ハガキの返信時の注意点】
○○株式会社 〇〇宛てとあえて謙虚な表記で返信用のハガキが送られて来る事があると思います。
この時は、〇〇株式会社 〇〇様宛てと”様”を手書きで加えて返信しましょう。
まとめ
ビジネスマナーとして、意外と分かってそうで分からない人が多いようなものをピックアップしてみました。
相手が、それなりの人や企業になればこれを分かっている分かっていないで印象が大きく変わりますので
冗談抜きに商談の結果にも少なからず影響してくると思いますので是非実践してみてください。
最近はこのマナー自体を知らない人も結構いますので、逆にスマートにできる事により一目置かれる
チャンスになる場合もありますので、抑えておきたいところだと思います。
それでは、皆さんに明るい未来のお手伝いが少しでも出来ていれば幸いです。
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